雨のおとがきこえる
雨がふっていたのだ
あのおとのようにそっと世のためにはたらいていよう
雨があがるようにしずかに死んでゆこう
八木重吉 詩「雨」
30歳を前にして
このような心境を迎えた
彼の真摯な生き方と言葉を
ひと肌の温もりをもってお伝えしたい
私には
それ以外に
書く理由が見つからないのです