カテゴリ:葉書作品



19日 9月 2021
まだ名古屋の漢方内科へ月に一度 更年期の手当てに通院していた頃 大好きなおばあちゃま先生から頂いた言葉 再びです 「神さまとわたし そんな心持ちでいてね」 歳を重ねるとまた その表情も少し変わります いつだったか… 昔々好きでよく口ずさんでいた松原みきさん(18年ほど前に他界されました)の...
30日 8月 2021
目が覚めたら身体中の疲労感著しく… まさにグロッキーという言葉が当てはまる そんな夢の意味をついつい考えてしまいます これは禊なのかとも… あまりにも夢の中でエネルギーを消費してしまったので 暑さとともになかなか厳しい一日ですが 私はこの一行詩に救われています そしてどれだけ混沌としていても そこに愛さえあればすべては美しくなることにも...
29日 3月 2021
日をまともに見ているだけで うれしいと思っているときがある 八木重吉 詩 久しぶりに見る明るい陽の嬉しいことよ! 曇天が続くと体調不良に見舞われる方も多いのではないかと思います やはり人の身体も大自然の一部であることを痛感します 不穏な状況は続きますが コロナウイルスのみならず 揺れる大地や河川の氾濫に留意しながら...
25日 2月 2021
死のうかとおもう そのかんがえが ひょいとのくと じつに もったいないこころが そこのとこに すわってた 八木重吉 詩 春のみず という題の中に書かれた詩のひとつです 強烈な書き出しにもかかわらず じんわりと心の奥底が温もり 安堵さえ感じるのです 授かった身体と心 いつかお返しするその日まで 慈しみをもって使い切りたいものです...
15日 2月 2021
The future depends on what we do in the present. 未来は現在我々が何をするかにかかっている マハトマ・ガンジー 東日本大震災から10年 原発事故処理の終わりも見えないまま… 再び大きな余震に不自由を強いられ 眠れぬ不安な夜を過ごしておられる被災地の方々に 心よりお見舞い申し上げ これ以上の被害が出ないことを願うばかりです 疫病蔓延 氷河融解 河川は氾濫し...
10日 2月 2021
すべての くるしみのこんげんは むじょうけんに むせいげんに ひとをゆるすというそのいちねんがきえうせたことだ 八木重吉 詩 突如難読漢字が使われている詩が登場することもあるのですが この詩のようにすべての文字がひらがな表記の時はなおのこと 何かしら委ねられているような気持ちになるのです これ以上でも以下でもない...
28日 4月 2020
天に 神さまがおいでなさるとかんがへた むかしのひとはえらい 八木重吉 詩 家族ですら 宗教観や死生観を共有することは難しいかもしれません けれど幼い頃から自分の心模様を映し出すかの如く 何かにつけて天を仰いで生きてきたように思うのです ある時は救いを求め ある時はその温かい光に慰められ ある時はその広さが恐ろしくなり...
22日 4月 2020
ひかりとあそびたい わらったり 哭(な)いたり つきとばしあったりしてあそびたい 八木重吉 詩「光」 お掃除や洗濯 空気の入れ換えには相応しい お日様と少し強めの風が吹いています 雨足強い日には  これで洗い流してはもらえないだろうかと 風あたり強い日には この風で吹き飛ばしてはもらえないだろうかと 願わずにはいられません 個々に授かった良心は...
14日 4月 2020
かえるべきである ともおもわれる 八木重吉 詩「おもい」 岐阜県に出された非常事態宣言を受け 当教室も来月6日まで休室となっております 私個人は高齢の母親の通院時等に 極めて強い注意を払う行動以外 巣ごもり生活を淡々と送るのみですが 医療や介護 また教育に従事される 生徒さん方が少なくありません 自宅待機のできないお仕事に就く皆さんが...
09日 4月 2020
少し遅れて満開を迎える当地の桜の樹の下を こんな気持ちで歩くことになるとは 寒い冬の日にはまだ想像していませんでした が だからこそ 麗かな明るい陽も 澄んだ青空も お墓に供えたスプレー菊の鮮やかな黄色も すべて残らず嬉しむこともできるのかもしれません とどのつまり… 人事を尽くし天命を待つ そして密かに 神風を祈りつつ… ありがとうございます

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