天に神さまがおいでなさる


天に
神さまがおいでなさるとかんがへた
むかしのひとはえらい

八木重吉 詩


家族ですら
宗教観や死生観を共有することは難しいかもしれません
けれど幼い頃から自分の心模様を映し出すかの如く
何かにつけて天を仰いで生きてきたように思うのです
ある時は救いを求め
ある時はその温かい光に慰められ
ある時はその広さが恐ろしくなり
ある時は誰かの平安を願って
また
毎日神棚の榊立てや水玉の入れ換えをし柏手を打つとき
ご先祖さまに手を合わせるとき
生かしていただきありがとうございます
目に見えないものを大切に畏れ敬う
その感謝の行為が内なる良心を守ってくれるように感じます

品行方正だったわけでもなく
清廉でもない私のつぶやきに
何ら説得力はありませんが
だからこそ憧れる
普遍の美しさを放つ詩文や言葉に出会う喜びと幸せを
皆さまと共に

ありがとうございます